公道カートの[X-Kart]とは

22 2月
2016-02-22

公道カートの王道ともいえる、X-Kart。
多くの人は公道カートといえばX-Kart、X-Kartといえば公道カートを思い浮かべるだろう。
それもそのはず、公道を合法的に走れるカートはかなり限定される。
ちゃんと公道を走れるカートといえば、X-Kartくらいしかないといっても過言ではない。

公道カートは、エンジンが50cc以下のミニカーという登録種別となる。
カートといえば、レーシングカートを思い浮かべる人も多いだろう。
しかし、レーシングカートは、基本的に排気量が50ccを超えてしまうため公道を走ることができない。
そのうえ、バッテリーを積んでいないことが多く、ウインカーなどの保安部品もない。
これでは公道を走ることは許されない。

一方でX-Kartは公道を走ることを前提に設計されているため、ミニカーとしてナンバーを取得することができるのである。

X-Kartがいわゆるレーシングカートと違う点は排気量や保安部品だけではない。

X-Kartには簡単にエンジンをかけられるようにセルがついている。
最近のレーシングカートにはセルがついているものもあるが、走ることを追求したレーシングカートのほとんどは押しがけをしなければエンジンがかからない。
これでは公道を走ることは難しい。

それから、X-Kartはタイヤの径がまず違う。X-Kartの最低地上高が違うともいうべきだろうか。
サーキット場と違い、公道は地面の凹凸がかなりある。タイヤ径が小さすぎて最低地上高が低いと底面をぶつけてしまい、公道を走る乗り物として不適格になってしまう。
そのため、X-Kartはレーシングカートよりも大きなタイヤ径になっている。

さらに、X-Kartはコーナリングの際にスピンしにくいようにデフを標準装備している。
そのため、片輪が浮いていると進まないので注意が必要ではあるが、その分コーナリングでスピンしにくいようになっているので、X-Kartは公道を走るうえでより安全になっていると考えることができる。

つまり、X-Kartは公道を走るために考えられて設計されているので、レーシングカートと見た目は似ていたとしても、まったく別の乗り物だと思ってもらったほうがいい。

それでも、カートの特性でもあるが、体感スピードは普通の自動車の比ではない。

すべてが見える解放感に加えて、体感スピードを味わうことができるX-Kartに出会うと自然と笑みがこぼれてしまう。

ちょっと怖いなと思っていても数時間乗っていれば慣れてきて楽しむことができる。

X-Kartはそんな公道を走れる公道カートなのだ。そして、公道カートを楽しむということを考えれば、X-Kartにたどり着くのである。